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元美容師Mです。
今回は頭皮ケア系シャンプーである「バイオテック バイオ ウィズ ワン シャンプー」成分を解析＆本当に頭皮ケア効果は期待できるシャンプーなのか？全力で評価してきたいと思います！
先に言ってしまうと、このシャンプー。成分的にはかなり上質なのは間違いないです。
っというのも1000円前後の市販シャンプーなんかと違って、保湿成分やらハリ・コシ感アップ成分やらはそこそこ良い！
ただ、、、成分的には悪くないのですが、とある弱点があるんですよね(汗)それも中々な致命的な弱点が・・・
というわけでどんな成分が配合され、どんな人向きのシャンプーなのか？！全力で解説させていただきますね！
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【最重要】バイオテック バイオウィズ ワン シャンプーの洗浄成分は？
頭皮ケア系シャンプーだろうと、市販系のシャンプーであろうと一番重要なのは”洗浄成分”です。
どんなに豪華な頭皮ケア成分を配合しようと、シャンプーのメイン成分とも言える、洗浄成分が刺激の強いと言われている成分だったり、洗浄力がメチャ強い成分だったら、その他の成分なんて無意味。
メチャ強い洗剤の中にいくら保湿成分や頭皮ケア系の成分を配合しようと、効果なんて実感できるわけありません・・・
もし、あなたがシャンプーを購入する際はぜっっったいに、”洗浄成分”だけはチェックしましょう！頭皮ケアシャンプー！っと謳っておきながら、裏面見ると市販レベルのシャンプーってかなり多いので(汗)
っという事で『バイオテック バイオウィズワンシャンプー』の全成分がコチラ↓
水、ラウラミドプロピルベタイン、エタノール、BG、PEG-20ソルビタンココエート、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルアスパラギン酸Na、ベタイン、ポリクオタニウム-10、クエン酸、イソステアロイル加水分解シルクAMP、グリチルリチン酸2K、トレハロース、ポリクオタニウム-64、パンテノール、ポリクオタニウム-51、加水分解シルク、ペンチレングリコール、オウゴン根エキス、センブリエキス、クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体、ビワ葉エキス、アロエベラ葉エキス、ダイズ種子エキス、メントール、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料
黄色にマーキングされている成分が、このシャンプーの命ッ！とも言える洗浄成分になります。
洗浄成分に関してはぶっちゃけ、それほど豪華！ってほどじゃないのですが、内容的には悪く無い印象。
うおおお！使ってみてぇ！！って感じの成分は何１つ無いですが無難に優しい成分が配合されていますね。
成分1、ラウラミドプロピルベタイン
一番最初に記載されているので、最も配合量が多いメイン成分とも言えるのが、この”ラウラミドプロピルベタイン”という洗浄成分。
ベビーシャンプーに配合されるくらい刺激性＆洗浄力はマイルドな成分で、頭皮や髪を優しく洗い上げてくれる成分なのは間違いないです。
ただ、原価が安い成分ではあるので500円程度のシャンプーから3000円を超えるような高級シャンプーにまで多く配合されるんで、このシャンプーならでは！って感じはしませんね(汗)
決して悪い成分ではないのですが、スゴイッ！っと興奮する程でもなく・・・無難な成分という印象。
成分2、ココイルメチルタウリンNa
2番目に多く配合されている洗浄成分がこのタウリン系の洗浄成分。
こちらに関してはサロンシャンプーのメイン成分に配合されるような成分で、安い市販シャンプーには配合されない成分です。
特徴としては、刺激性低く洗浄力はマイルド！
ただ、最近流行っている”アミノ酸系”の洗浄成分よりは若干洗浄力が高いので、ややしっかいめに洗いたい人向きの成分ですね。
成分３、ラウロイルアスパラギン酸Na
某超有名スカルプシャンプーのメイン成分になっている洗浄成分がコレ！
アミノ酸系の洗浄成分で低刺激でありながら、洗浄力は適度に保っているという素晴らしい成分！
ただ、この成分自体は素晴らしいのは間違い無いです、3番目に配合される成分で成分表記的にもかなり遅いので、それほど影響力は無いかなと(汗)
成分単体では悪くないですが、この成分がメインだったらもっと最高ぅぅぅ！だと感じます・・・
成分を総合的に見ると、、、刺激性や洗浄力がマイルドなベタイン系をベースにやや洗浄力があるタウリン系、アミノ酸系をプラスしているという感じ。
うん！悪くない！悪くないぞぅぅぅ！ちょっとメイン成分がどんなシャンプーにも配合される成分なので、プレミア感は皆無ですが頭皮を優しく洗浄する点ではGOOD！
ただし！刺激性が低いのは間違い無いですがそれと同時に洗浄力もメンズシャンプーとしてはかなり、かなり優しいです。優しいすぎるくらいに・・・
なので、もしあなたが「頭皮の油分が気になる」とか「頭皮のニオイが気になる」というのであれば、洗浄力はかなりもの足りなく感じるかと。
3つの特徴成分の効果とは？
シャンプーのメインと言える洗浄成分に関しては、スゴイ！って程ではないですが、無難に良成分が配合されている感じでした。
ただ、その他の成分に関しては中々良いんです。ホントに。その辺の市販シャンプーとは比べ物にならないほどクオリティが高いのは間違いないです。
っという事で私がコレは！っと感じた特徴成分を１つずつ解説してきたいと思います。
成分１、パンテノール
市販の超有名シャンプー『パンテーン』にも配合されるプロビタミンB5と呼ばれる成分です。
「毛母細胞を活性化し、頭皮ケア促進する」と言われている成分で頭皮ケア系シャンプーに配合される事が多いですね。
ただ、具体的にどの程度期待できるのか？！研究資料などは見つかりませんでした(汗)かなり効果的なら「〇〇人に◯ヶ月塗布し続けた結果有意差が見られた」的な発表があるはずなんですが・・・
恐らく、多少結構促進効果的なものは期待できるかと思われますが、過度の期待はしない方が良さそう。
成分２、センブリエキス
こちらも頭皮ケア剤や頭皮ケア系のシャンプーにはコレでもか！って程配合されているお約束成分ですね。笑
ただ、ある程度の結構促進は期待できるものの、センブリエキスを一定期間塗布し続けても「頭皮ケア効果は認められなかった」と言った研究発表もあるんですよね(汗)
左右に同程度の男性型脱毛を有する14人の被検者（50歳以下）の右側に22.5%センブリエキス（スウェルチアマリン3～5mg/mL,オレアノール酸0.6～1.0mg/mL含有）を含むエタノール溶液を、左側にプラセボとして70%エタノール溶液を1回1mL程度1日2回4ヶ月にわたって単純塗布してもらい、シャンプーやリンスは頭皮ケア成分を含有しないものを使用した。
～～
4ヶ月後の最終日では試験剤塗布側154±76本、プラセボ側133±76本となり、試験剤塗布側でやや多い結果であったが、統計的に有意差は認められなかった。
配合されていて悪い成分では無いんだろうけど、これだけで頭皮ケア効果を期待するのは無謀な気がする・・・
特にシャンプーに配合されているエキスなんて１％にも満たないだろうし、配合されていないよりはされている方がマシ。くらいに考えておいた方が良さそう。
成分３、ポリクオタニウム-51(リピジュア)
今やヒアルロン酸といえば誰もが知っている保湿成分ですが、そのヒアルロン酸の２倍もの保湿力を誇るのがコレ。
通称リピジュアと呼ばれる、サロントリートメントなんかにも配合されるような、私の大好きな保湿成分！
もちろん、私がテキトーに言っているわけじゃなく、以下のようにヒアルロン酸よりも保湿力が高いというデータが公表されているんです↓
頭皮ケア効果が期待できるわけじゃないですが、頭皮ケアや毛髪のケアは期待大！な成分。
うーむ、、、効果が期待できるかどうか？は別にして、保湿成分などはそこそこ良い感じ。スゲェぇ！っと思える成分は無いですが、市販よりは明らかに豪華ですね。
【結論】成分は良し!ただ、致命的な弱点が・・・
成分的には何もツッコミどころは無く、本当にお肌にも髪にも優しい洗浄成分で作られ、悪くない印象。
その他の成分に関しては頭皮ケア系の成分がセンブリエキス等、”鉄板”とも言える成分しか配合されていないのが、ちと残念ではありますが無難なところは抑えているので、こちらも悪くはないです。
できれば最近流行りつつある頭皮ケア成分『キャピキシル』なんかを配合していれば更にGOOD！だったのですが・・・まあこれは私が欲張りなだけかもしれません。笑
もし、あなたが「頭皮が乾燥気味」「洗浄成分が強いシャンプーだと肌が荒れる」と言った場合は満足度は高いかと。
ただし！一番の致命的とも言える弱点が価格！っというのも１本辺りの価格は2,300円前後と”まあ高すぎず、安すぎずな価格”
が、問題は容量が鬼のように少ない！って点です。一本辺りの容量はぬぁんと！たったの100ml！
なので1ml辺りの価格に換算すると23円！！驚異的、悪魔的、破壊的な容量の高さです。シャンプーで1ml辺り20円超えは滅多にありません。
私自身、数百以上のシャンプーを見てきましたが、100mlは、、、初めてかも(汗)
成分的には悪くはないものの、コスパの悪さはぶっちぎりなのでオススメ！とは言えませんね。シャンプーは使い続けられなければ何の意味もありませんので・・・
もし、あなたが『 バイオウィズワン シャンプー』を検討しているなら参考にして頂ければ幸いですm(_ _)m
