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元美容師Mです。
市販シャンプーで超絶人気を誇っているのが『ボタニストシャンプー』ですね。
私もボタニストが販売された当初は「ふんっ!ボタニカル成分が良いとは限らないだろっ!」っと斜に構えていました。
が、最近のボタニストは元美容師の私が見ても、クオリティ高すぎぃぃ!っと言いたくなるほど良いです。笑
で、男性でも使えるのか?!ですが「余裕で使える」っというのが結論です。
ただし!ボタニストは執筆している時点で5種類もあり、全部がオススメできる!ってわけでも無いんですよ(汗)
同じボタニストでも種類によってまっっったく性格が違うのでテキトーに選ぶと間違いなく、後悔します。断言できます。
っという事で今回はボタニスト全5種類の違いと男性のあなたはどれを使えば良いのか?!解説していきます!
⇛【男性限定】本当に市販のみ!髪のプロがオススメシャンプー7選を発表します!
⇛【全5種類】MAROシャンプーの種類と違いとは?あなたはコレを選べばOK!
ボタニストを購入する前に必ずやるべき事とは?
「口コミや評判が良い」、「家族が使っているからとりあえず使ってみる」っというような選び方をすると間違いなく失敗します。
シャンプーを選ぶ前にあなたの「今現在の悩み」や「目指すヘアスタイル」等を明確にしないとシャンプー選びはぜっったいに失敗します。
っというのも頭皮の皮脂量は人によって全然違いますし、なりたいスタイルも違えば、毛質も違います。
更に男性と女性では皮脂の分泌量に3倍もの差があるんです↓
男性の肌は女性に比べ、水分蒸散量が 2 倍以上多く(保水力が低い)、水分量が 1/2 以下で、角層細胞面積は 1 割程度小さい(ターンオーバーが早く保護力が弱い)傾向が示され、驚くべきことに皮脂量は約 3 倍と圧倒的に多いことがわかりました(グラフ 2)。
出典:ポーラ化成が男性の肌を徹底調査
パッと思いついただけでも、頭皮質、髪質は千差万別なのに、他の人に合わせてシャンプーを選んでいるようでは失敗するのは当然の事。
まずはあなたの頭皮の皮脂量、毛質、目指したいヘアスタイルを明確にしましょう!今現在の状態がわからないのに評判だけで、選ぶなんてくじ引きを引くようなものです・・・
もし、皮脂量や毛質が分からないのであれば、信頼できる美容師さんに相談すれば教えてくれるはず。(場合によってはシャンプーをゴリ推しされる事もあるけど…)
現在の状態がわかった上で、シャンプーの成分を見ていき「あなたに合った物を選ぶ」っというのが正しいシャンプー選びの方法なんです。
っという事で1つずつボタニストに配合されている成分と、どんな人向きなのか?!解説していきます!
【スカルプ】
水、ラウレス-4カルボン酸Na、ココイルメチルタウリンNa、ラウリルベタイン、ラウロイルサルコシンNa、ラウロイルアスパラギン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、デシルグルコシド、ポリクオタニウム-10、コカミドMEA、PEG-30フィトステロール、ローズマリー葉水、サトウキビエキス、グリチルリチン酸2K、リンゴ酸、ジステアリン酸PEG-150、エタノール、BG、DPG、EDTA-2Na、塩化Na、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、香料
ボタニストの中で最も洗浄力が強く、皮脂量が多い人向きなのがコレ。
メインの洗浄成分が酸性石鹸系でお肌に刺激が低いが洗浄力がしっかりある『ラウレス-4カルボン酸Na』がベース。
更にアミノ酸系に近く洗浄力がやや高めな『ココイルメチルタウリンNa』マイルドな『ベタイン』と全てがお肌に優しい成分で構成されています。
メンズ向けのスカルプシャンプーだと『ラウレス硫酸Na』なんかのとにかく洗浄力がメチャ高く、刺激も強め成分が殆どなんですよね(汗)
しかーし!これは刺激性が低いのに、しっかり洗浄力がある成分しか配合されていません。
本当にその辺の市販メンズシャンプーよりクオリティが高いのは間違いないはず!
ただ、ボタニストシリーズの中ではその他の補修、保湿成分がちょっと寂しく『グリチルリチン酸』という消炎作用がある成分のみ(汗)
あくまでも、スカルプ(頭皮)向けのシャンプーなので、贅沢は言えませんが他のボタニストにはコレでもかッ!ってほど、補修成分やら保湿成分が配合されている割にこのスカルプだけその他の成分がちょっと寂しい・・・
ただ、逆に言えば余計なオイルやら保湿成分が配合されていないので、あなたが”頭皮がベタつきやすい””とにかくサッパリしたい”と言うならこのスカルプはベスト!
【スムース】
水、ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシン、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルサルコシンNa、コカミドプロピルベタイン、ラウレス-4カルボン酸Na、セラミド2、加水分解ヒアルロン酸、PEG-30フィトステロール、サトウキビエキス、グリチルリチン酸2K、加水分解ケラチン(羊毛)、デシルグルコシド、コカミドMEA、ジステアリン酸PEG-150、リンゴ酸、PEG-400、ポリクオタニウム-10、BG、DPG、PPG-4セテス-20、EDTA-2Na、 塩化Na、エタノール、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、香料
メイン成分がアミノ酸系の成分なのですが、アミノ酸系としては珍しく洗浄力が高い成分がベース。
次点で多く配合されている成分はやはりタウリン系の刺激性が低く、洗浄力ややや高めな成分に更に『サルコシン酸』という、またもや洗浄力が高いアミノ酸系成分がプラスされています。
正直洗浄成分だけで言うと、スカルプよりちょっと洗浄力が優しいくらいで、大きな差がある!という感じはしませんね。
ただし!スムースの場合はその他の補修成分が、豪華。
セラミド2や、加水分解ヒアルロン酸と言った保湿成分に加えて、ハリ・コシ感アップが期待できる『加水分解ケラチン』という補修成分も配合。
ヘアケアシャンプーには多く採用される成分なのでスゴイ!っと興奮するほどの成分でも無いのですが、市販としてはクオリティは高いです。
あなたが頭皮の皮脂量が「普通~多め」で「ちょっと髪のダメージもいたわりたい」と言うならスムースはオススメ!
【モイスト】
水、グリセリン、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルサルコシンNa、ラウレス-4カルボン酸Na、ココイルグルタミン酸Na、デシルグルコシド、グリチルリチン酸2K、サトウキビエキス、セラミド2、PEG-30フィトステロール、加水分解ヒアルロン酸、加水分解コラーゲン、コカミドMEA、リンゴ酸、ポリクオタニウム-10、エタノール、BG、DPG、セテアレス-60ミリスチルグリコール、PPG-4セテス-20、EDTA-2Na、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、香料
モイストというネーミング通り、洗浄成分が『コカミドプロピルベタイン』に置き換わっており、『ラウロイルメチルアラニン』というマイルドなアミノ酸系成分までも配合されています。
ただし!ボタニストの中で一番”オススメできない”のがモイストです(汗)
っというのも洗浄成分がマイルドなのは、まあモイストなので仕方ないのですが、洗浄成分よりも多く『グリセリン』という保湿成分が配合されちゃっているんです・・・
ボタニストの口コミを見ると稀に「ベタつきが気になる」という評価も見かけられますが、ベタつきを感じる原因はこのグリセリンが多すぎる!という点なんじゃないかと。
女性でもベタつく人が多いので、皮脂量が多い男性が使った場合はもっとベタつくと思われます(汗)
髪のダメージが気になる!という人は後述する”ダメージケア”という補修成分がゴリッゴリに入っているボタニストもありますし、あえてモイストを選ぶ理由が見つかりません。
正直言ってしまうと女性にもオススメしたくないのですが、男性は更にオススメとは言えませんね。
【ボタニストダメージケア】
水、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、PEG-40水添ヒマシ油、コカミドメチルMEA、ラウラミドプロピルベタイン、ラウレス-4カルボン酸Na、グリセリン、ユズ果実エキス、ゼイン、メドウフォーム-δ-ラクトン、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、ヒマワリ種子エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、アルガニアスピノサ核油、ツバキ種子油、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油、サルビアヒスパニカ種子油、サボンソウ葉エキス、サピンヅストリホリアツス果実エキス、シラカバ樹液、加水分解ケラチン(羊毛)、水添ココグリセリル、オクチルドデカノール、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-50、コカミドMEA、クエン酸、セテアレス-60ミリスチルグリコール、ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルサルコシンNa、トリイソステアリン酸PEG-160ソルビタン、BG、DPG、トコフェロール、EDTA-2Na、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料
地上最強のボタニストッ!っと言っても言いすぎじゃないほどクオリティが高いのがコレ!
もうね、本当にその辺のサロンシャンプーはかる~く凌駕するほど、クオリティが高いです。他のシャンプー業者から圧力くるんじゃないか?!っと心配になるほど。笑
メインの洗浄成分は『ココイルメチルタウリン』で次に多いのが女性向けヘアケアシャンプーに配合される『ラウロイルメチルアラニン』というアミノ酸系の成分。
これだけだと男性にとっては洗浄力が弱すぎるのですが、『ラウレス-4カルボン酸』という刺激性が低いながらも洗浄力が高い成分も配合されているので、洗浄力が全然足りない!っという事はないはず!
そして、ビビるのがその他の補修成分。
毛髪に塗布されると1分程度で高速浸透し毛髪を補修し続けてくれる『ペリセア』や、毛髪の表面を補修する『加水分解コメタンパク』『ゼイン』という成分まで配合されてます。
「えっ?!これ本当に市販で販売されているシャンプーだよね?!」っと問いただしたくなるほど全てが高品質、ハイクオリティ!
正直元美容師というのもあって「市販シャンプーは認めんッ!」っと言った謎のプライドが私にもあったのですが、このシャンプー見て見事プライドは打ち砕けました。笑
本当に市販シャンプーもクオリティが上がっていますね。
ただし!補修成分の他にも『ホホバオイル』等のしっとり系オイルもアレコレと配合されているので、男性の場合は皮脂量が多い人もいるので、全ての人が満足出来るとも言えません。
男性が使う場合は「皮脂量が乾燥~普通」の人で、髪の毛がぱさついている人、カラーやパーマ等の施術をする人向きですね。
皮脂量が多い人や髪が細い人、猫っ毛の人はややベタつきが気になるかも(汗)
【バウンシーボリューム】
水、ココイルメチルタウリンNa、ラウリルベタイン、コカミドプロピルベタイン、ココアンホ酢酸Na、ラウレス-4カルボン酸Na、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、ソルビトール、トレハロース、乳酸桿菌/豆乳発酵液、ユズ果実エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、グルタミン酸、センブリエキス、ローズマリー葉水、マンダリンオレンジ果皮エキス、シャクヤク根エキス、シラカバ樹液、サボンソウ葉エキス、サピンヅストリホリアツス果実エキス、リンゴ酸、デシルグルコシド、BG、ポリクオタニウム-10、コカミドMEA、ジステアリン酸PEG-150、セテアレス-60ミリスチルグリコール、エタノール、塩化Na、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料
執筆している時点で最も新しいボタニストがコレ。
メイン成分がタウリン系なのは変わらないのですが、『ココアンホ酢酸Na』や『ラウレス-4カルボン酸Na』等の洗浄力が強い成分が、多くなっている印象。
ダメージケアよりもやや洗浄力アップされてはいますが、『アルガニアスピノサ核油』や『ホホバオイル』等の保湿力アップする成分が省かれています。
この手の保湿成分が配合されていると、却ってベタッとしてしまうのでボリューム感アップ狙いなら、オイル系が省かれているのは◎
それだけでは終わらず、補修力が高くハリ・コシ感アップも期待できる『ペリセア』が配合されている他、『グリコシルトレハロース』という毛髪の表面をコーティングし、ボリューム感をアップさせる成分も配合。
ただ一時的なボリューム感を出す成分だけじゃなく、『センブリエキス』などの頭皮ケア剤に配合されているような頭皮ケア成分も配合されていますね。
まあ、この手の頭皮ケア系成分が効果あるかないか?は別にして・・・
テキトーにボリュームというネーミングを付けているだけじゃなく、本当にボリュームアップを狙っているシャンプーなのがヒシヒシと伝わってきます。笑
バウンシーボリュームを使うべき男性はその名の通り「ボリューム感アップしたい」「皮脂量が普通~やや多い」っと言った感じですね。
正直、髪ダメージの補修力で言ったらダメージケアがぶっちぎりですが、「ダメージケアだとべとついてしまう」と言うような人はバウンシーボリュームの方が向いているかと思いますよ!
しっとり系シャンプーだとベタつく事がある
そこそこ洗浄力が欲しい
【結論】あなたはこれを使えばOK。
男性の場合は女性よりも皮脂量の個人差が激しい傾向があるので、一概にコレ使っとけばOK!とは言いにくいんですよね・・・
ただ、あなたの今の状態をと当記事を参考に選んで頂ければ、「大外れだった!」っという事はかなりの確率で避けられるはずっ!
っという事で最後にあなたがどのボタニストを選べば良いのか?まとめてみるとこんな感じ↓
スカルプ:頭皮の油分が気になる 猫っ毛、細毛
スムース:やや乾燥肌~普通肌、且つ軽い仕上がりを求める ローダメージの細毛
モイスト:本当に超々乾燥肌の人
ダメージケア:ダメージケア、髪のパサツキが気になる人。皮脂量が多すぎない人
バウンシーボリューム:ベタつきやすく、細毛の方、ダメージケアだとベタつく人
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