【元美容師が解説】メンズにヘアオイルは必要ナシ!付けるべき3タイプの人とは?

元美容師Mです。

私が美容室で勤務している時にけっこー多かった質問が「男性でもヘアオイル系の洗い流さないトリートメントは付けたほうが良いんですか?!」というような質問。

正直言ってしまうと「人による!」っとしか言いようが無いのですが、基本的には男性の場合”洗い流さないトリートメントは必要ない”です。

では一体なぜ必要ないのか?どんな人が付けるべきなのか?元美容師のわたしがアツく解説していこうと思います!

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ヘアオイルが必要無い!っといえる理由とは?

男性は基本的にヘアオイル、ミルクなんかの洗い流さないトリートメント系は付けなくてOK。

理由は単純で女性に比べて髪の長さが短く、「髪が傷んでくる前にカットしてしまう事が大半なので、意味が無いッ!」というのが理由です。

髪の毛は一度傷んでしまうと、生えている髪はぜっっったいに何があろうと痛みが元に戻る事は無いので、ヘアオイル等を使って「如何にダメージを抑えるのか?!」が大事にはなってきます。

が!男性は女性と違ってショートヘアが多いですし、カラーやパーマなど髪が痛む施術も女性に比べて頻度が少ない傾向があります。

なので、殆どの男性にはヘアオイル等の洗い流さないトリートメントは必要ないぜ!っていうのが私の意見です。

ネット上の記事を見ると、「男性にオススメの洗い流さないトリートメント52選!」みたいな記事がたくさんあるので、「ああ俺も付けたほうが良いのかな・・・」なんて思ってしまうけど、基本いらないです。笑

ただし!ヘアオイル系を付けたほうが良い!っというメンズもいるので、それについて解説してきます。

ヘアオイルを付けるべき男性3つのタイプはコレ!

1,髪のパサツキ、乾燥が気になる人

当たり前だけど、一番はコレ。乾燥やパサツキが気になって、気になってどうしようも無い!て人。

ヘアオイル系のトリートメントは乾燥した髪に油分を与えることで保湿力アップさせる事ができるので、パサツキや乾燥を抑える事ができます。

ただ、ヘアオイル系の成分表をみると分かりますが、成分のほとんどは”シリコン”という髪をコーティングする成分なんですね。

別に「シリコンは頭皮にも髪にも悪影響を与えない」という研究結果は10年以上前から出ていますので、抜け毛が増えるとかハゲる!とかの心配はしなくてもOK。
シリコンシャンプーは抜け毛,ハゲの原因にならない!3つの根拠と弱点とは?

上の記事でも書いていますがシリコンを根本の方から付ける事になるので、必要以上に重くなる、ボリューム感が出にくくなるといったデメリットもあるんです。

特に細毛、猫っ毛の人なんかはオイルつけると一発でベトベトになる事もあるので、付けるなら本当に少量でOK。

そして、もう一点はパサツキ、乾燥が気になる場合は基本的に、お風呂の中で使うリンスやトリートメントを使う方がオススメです。
【元美容師が解説】男性にリンスは必要?付けるべき3つの人とデメリットを解説!

こちらの方がベトッとしにくいですし、付けすぎた!っと思ってもその場で軽くシャンプーすればすぐに落とせますので。

更に言うと、パサツキや乾燥が気になる人はシャンプーを変えるだけで大幅に改善されることもあるんです。

メンズ用のシャンプーってなぜかめちゃくちゃ洗浄力が高いものが多いですからね(汗)

もし、あなたがパサツキ等のダメージを感じているのであれば、まずはシャンプーをチェンジすることを強く、強く!オススメします。
【2019年】元美容師が「サラサラ感重視のメンズシャンプーBEST5」を発表します!

2,クセ毛でボリュームが出すぎてしまう人

これはあなたのクセ毛のタイプにもよりますが、全体的にウネウネとしたクセ毛の場合は毛髪内部の水分バランスが崩れて、クセが出ているんですね。

ちょっと難しい話なのですが、髪の毛一本の中でも水分を吸いやすい部分と、吸いにくい部分が出来てしまっている状態。

硬いタンパク繊維(P-コルテックス)は水分を含みにくく、柔らかいタンパク繊維(O-コルテックス)は水分を含みやすい性質をもっているので、外気に湿気が多いと不均等に髪が膨らみ、乾燥した時より髪1本1本の縮れが強くなり、全体のボリュームが出やすくなる、と言われています。
出典:https://web.archive.org/web/20170617232802/http://www.sara-hea.com/basis/cause.html

湿気などで水分を吸うと、クセが広がる!なんて人はこのタイプですね。

逆にチリチリとしたクセ毛の人は、毛根が曲がって生えている事によって生じているクセなので、いくら保湿しようがオイルで改善するのは難しいです・・・

水分を含むと広がる!ウネル!っという方は、ヘアオイルが毛髪の水分バランスを整えてくれるので、ある程度クセを抑える事ができます。

3、ウェッティなスタイルを目指す人

これは悩み系ではなくスタイル系ですね。あなたがウェッティで大人なヘアスタイルを目指す!っというならヘアオイル系はアリ!

文章だけだとイメージし難いと思うので参考例を出すとこんな感じの濡れ濡れなスタイルですね。笑

引用:https://mens-hairstyle.jp/

このようなウェッティな質感を演出したいのであれば、普段使っているワックスにヘアオイルを足すことで、こんな感じのウェットなヘアスタイルをスタイリングすることが出来ます。

ただ、ヘアオイルじゃなくても、ジェル系のスタイリング剤を使えばウェットな質感は出せるので、あえてへオイルじゃなくても良いような気はします。

【結論】男性は”基本”洗い流さないトリートメントは必要なしッ!

基本的にヘアオイル系のアイテムは殆どの男性に必要無い!っていうのが結論ですね。私もホントにたまーに乾燥が気になる時に付けるくらいで、365日中、10日も付ける日はないかと。

髪のダメージを抑えたり、手触り感やツヤ感をアップさせるアイテムなので髪が短いスタイルの男性にはほぼ不要です。

「でも乾燥やパサツキが気になる!」という場合、まずはシャンプーから見直したほうがぜっっったいに良いです。

当ブログのシャンプーの成分を解析記事を見ればお分かりいただけると思いますが、メンズ向けのシャンプーってホンっとに洗浄力が高い成分ばかりですからね(汗)

まずは洗浄力がマイルドなシャンプーを使うことで、シャンプーによるヘアダメージを抑えることが最重要なんです。

もしあなたが、乾燥やパサツキダメージが気になる!というのであれば、ヘアオイルの前にまずはシャンプーを見直してみましょう!
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本当にこれだけでも、「こんなに違うのか!」っと言いたくなるほど、かなりスタイリングしやすくなりますので。笑

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