まだ買うな!haruシャンプーvsチャップアップシャンプーの4つの違いとは?

頭皮ケア効果が期待できる！っとネット上でオススメされまくっているシャンプーの2大巨頭といえるのが『haruシャンプーとチャップアップシャンプー』ですね。

今回はharuシャンプーとチャップシャンプーはどっちが優れた成分が配合されているのか？！本当に頭皮ケア効果が期待できるのはどっちなのか？！

そして、、、コスパが良いのはどっちなのか？！300種類以上のシャンプーを見てきた元美容師の私が解説していきます！

ぶっちゃけ、片一方のシャンプーはほぼ頭皮ケア効果は期待できません(汗)なぜか頭皮ケアシャンプーとして売られているんですが、これで頭皮ケア効果を期待するのはムリ！っというのが私の本音ですね。

では一体どんな成分が配合され、どんな違いがあり、どっちを使えば良いのか？！全力で解説してきます！

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１，洗浄成分

当ブログではずーっと伝え続けていますが、シャンプーにおいて最も重要なのは”洗浄成分”です。

っというのもいくらアレコレと頭皮ケア成分やら、毛髪補修成分やらをタップリ配合しようと、シャンプーのメイン成分である、”洗浄成分”がメチャ刺激の強いと言われている成分だったり、洗浄力が強い成分だったりすれば、頭皮ケア効果なんか感じられるわけないからです(汗)

洗浄成分が頭皮や髪に優しい成分が使われているのが大大大前提。

頭皮ケア成分やら毛髪補修成分やらってそれぞれの配合量は１％未満に満たないことが殆どですから。

で両者の違いを全力で解説！

haruシャンプー

haruシャンプーは最も配合量が多いメイン成分が『ココイルグルタミン酸TEA』というアミノ酸系でしっとりとした質感に仕上げてくれる上質な成分がメイン。

更に！次点で配合されている『ラウロイルメチルアラニン』というアミノ酸系成分で上質な成分ですね。

最後に配合される『ココイルグリシンK』という成分は洗浄力はかなり強めではあるものの、頭皮に対して刺激の低いアミノ酸系成分になっています。

この成分単体だけだと、「ちょっと洗浄力が強すぎるなぁ」っと感じてしまいますが、あくまでも他のマイルドなアミノ酸系成分の補助成分として配合されているのでアリ！

総合的に成分を見ると、、、本当に全ての成分がアミノ酸系”のみ”配合されて、頭皮にも髪にもとにかく優しすぃ～っというのが成分表を見るだけでヒシヒシと伝わってきております。笑

ただ、メンズにおいては全ての人にオススメできる！ってわけでも無くて、乾燥肌～普通肌人向けですね。完全に。

男性は女性よりも皮脂量が3倍多いので、もしあなたが「頭皮がベタつきやすい！」といのであれば、haruシャンプーだけだと洗浄力が物足りなく感じる可能性はあるかと。

チャップアップシャンプー

コカミドプロピルベタインというベタイン系の成分が最も配合量が多い成分になっていますね。

ベタイン系は刺激性も低く原料が安価で、洗浄力もマイルドなので市販シャンプーにも多く配合されまくっている成分です。

マイルドな成分なので、悪くはないんですが、、、この価格帯でメイン成分がベタイン系なのはちょっと割高に感じちゃいますね(汗)

ベタイン系がベースのシャンプーであれば、市販で売られているようなシャンプーにも多くあるので。例えばボタニストのモイストとかも、メイン成分はベタイン系ですね↓
⇛ボタニストシャンプー(モイスト)の成分を元美容師が評価。絶対に止めるべき人

他の成分に関してはharuシャンプーとほぼ同様にマイルドなアミノ酸系『ココイルグルタミン酸』や『ラウロイルアスパラギン酸』が配合されているので、全体的な洗浄力がマイルドなのは間違いない。

間違いないけど、、、この価格帯ならできればメイン成分もアミノ酸系成分にしてほしい所ですね(汗)

ただ、成分的には市販シャンプーなんかよりは明らかにクオリティは高いです。

２，毛髪補修、保湿成分

洗浄成分の次に重要なのが毛髪の補修＆保湿成分。

haruシャンプーには保湿成分やカラーの色持ち感アップさせる成分や、ハリ・コシ感アップが期待できる成分がコレでもかっ！ってくらい配合されている印象。

逆にチャップアップシャンプーは”植物系のエキス”的な成分はアレコレ配合されていますが、「コレは良いっ！」っと思える成分があまり配合されていません・・・

haruシャンプー

まずはプロパンジオールという保湿成分ですね。グリセリンと一緒に配合される事で保湿力が格段に上がる！という成分。

もちろん、haruシャンプーにはグリセリンも同時に配合されているので、保湿力はかなり期待できる。このように他の成分にくらべて保湿力＆保湿持続力はかなり高い！というデータも出ていますね↓

プロパンジオール(Zenma)＋グリセリン《臨床試験による角層水分量の向上作用》化粧品への影響（シャンプー処方）
引用：Zemea（R） Select プロパンジオール

更に『加水分解シルク』という毛髪補修成分やカラーの色持ちをアップさせる『マテ茶エキス』までも配合。

加水分解シルクはトリートメントなんかにも配合される成分なので、保湿効果が高いのは分かりますがマテ茶エキスはなんか意味無さそう・・・っと思ってました。笑

が、三省製薬さんの実験によると、カラー毛に紫外線を当てた実験で”カラーの色持ちが飛躍的にアップした！”という結果も出ています↓

引用：三省製薬株式会社

私のようにカラーの色持ちを気にする人にはヒジョーにありがたい成分。

そして！極めつけは私の大好きな成分『ヘマチン』頭皮ケア効果も期待できる成分なんですが、毛髪のハリ・コシ感をアップさせたり、カラー、パーマの持ちを良くしたり、頭皮ケア効果が期待できたり・・・

っともはや人類の毛髪環境を整える為に生まれてきた！っと言っても言いすぎじゃないほど、期待できる効果が多いんです。笑

引用：http://suncall-net.co.jp/product/r21.pdf

もう、全てのシャンプーにヘマチンを配合してくれるように法整備して欲しい！ってくらい、アレコレ期待できる効果がある成分です。

チャップアップシャンプー

１つ目が『γ-ドコサラクトン』というドライヤーの熱を当てることで、毛髪に結合＆補修してくれるというヒートプロテクト成分ですね。

ただ、この成分はあくまでもトリートメントに配合した場合で、手触り感がアップするっとされる成分なのです(汗)

シャンプーに配合した場合は”ある程度、ハリ・コシアップさせる”くらいに考えておいた方が良いですね。

もう1つが『ポリクオタニウムー53』というポリマー性の成分。

毛髪を補修したり保湿したりする成分ではないですが、手触り感アップやカラーの色落ちを低減させる！という効果が期待できる実験結果も公表されています↓

よく”ノンシリコン！”っと宣伝しているシャンプーにシリコンの代わりに配合されている成分ですね。

うーむ、、、悪くは無いのですが、もう１つくらい毛髪補修成分や保湿成分配合してくれても良いと思うのですが・・・

３，頭皮ケア、頭皮ケア成分など

続いては頭皮ケア＆頭皮ケア成分を比較。

ハッキリ言って、いくら頭皮ケアや頭皮ケア成分が配合されていようと、シャンプーだけで頭皮ケアできる！とは思わないほうが良いです。

他のサイトだと、「このシャンプーを使ったら髪が生えた！」的なレビューも見かけるのですが、流石にシャンプーだけで毛が生えるとは難しいかと(汗)

「あくまでも髪が育ちやすい土壌を整える！」っと考えるべきです。

haruシャンプー

一番の注目成分が、リアップなんかに配合されるミノキシジルの3倍の効果が期待できる！っと言われている『キャピキシル』という頭皮ケア成分が配合されている点ですね。

海外の実験によると、4ヵ月キャピキシルを塗布した結果毛髪の成長速度が飛躍的にアップした！というデータも出ています↓

※グレーが何もしていないグループ、小豆色が『キャピキシル』を４ヶ月間塗布し続けたグループ
引用：http://www.hatumou-life.com/wp-content/uploads/capixyl_kanzen.pdf

そして、もう一つが『ホップエキス』なんだか効果がイマイチっぽいネーミングではあるのですが、こちらも毛乳頭細胞を増加させ発”毛促進遺伝子促進作用”が確認できたという研究結果が公表されているんです↓

引用：三省製薬株式会社より

そして最後が『豆乳発酵液』これに関してもネーミングだけ聞くと、「本当に効果あるのかよ～」っとかなり疑わしいく感じられますね(汗)

ただ某有名頭皮ケアシャンプーブランドの実験結果だと、40名の被験者に豆乳発酵液を塗布したと結果、毛髪の成長速度、太さ、密度に効果が期待できると公表してます。

脱毛症状を呈する被験者40名のそれぞれの左頭部にコントロールを、右頭部に試験サンプルを、ブラインドにて１日２回、3ヶ月間外用連用してもらいました。トリコグラムによる解析をしたところ、試験サンプルを塗布した部位に毛髪の成長速度、太さ、密度ともに効果があることがわかりました。
引用：アンファー予防科学より

もちろん、これらの実験で使われる成分の濃度とシャンプーに使われる濃度はぜんぜん違うので、全く同じような効果が得られるとは言い難いです。

しかし！これだけの頭皮ケア成分を配合しているので、本来100本抜けるはずだった毛が90本に減っている。っといった抜け毛予防に期待するのはあり！」なんじゃないかと思います。

私も300種類以上のシャンプーは見てきたのですが「髪の毛が育ちやすくなる土壌」を整えるシャンプーとしてはこれ以上の物は無いんじゃないかと。

⇛【男性向け】haruシャンプー 4つの頭皮ケア成分を解析!こんな人は使うな！

チャップアップシャンプー

一方、チャップアップシャンプーですが、、、本当にコレ！っと思える成分が１つもありません(汗)

何か私がharuシャンプーを贔屓しているように感じられてしまうので、１つくらいは頭皮ケア効果が期待できる成分を紹介したい！ッと思ったのですが、特に無く・・・

なぜ、頭皮ケアシャンプーとして知名度が高いのか？イマイチ分かりません。

強いて言うのであれば、『グリチルリチン酸』という消炎作用がある成分が配合されているので、かゆみ予防くらいには効果は期待できるかも。

うーむ、、、せめて頭皮ケア剤によく配合される『センブリエキス』くらいは配合していてもいいと思うのですが、それすらも配合されていないとは・・・

(よく他サイトで頭皮の血行促進するセンブリエキスも配合されている！っと紹介されていますが、センブリエキス入ってないです。笑)

頭皮ケア成分が配合されていれば髪が増える！なんて事は言いませんが、これだったら市販の優しいシャンプーでも言いじゃんっ！っていうのが私の本音ですね。

４，価格

そして価格！いくら成分がよくても、価格が高かったら継続できない。継続できないシャンプーに意味はなし！

っという事で比較してみると、通常価格定期購入価格いずれも、haruシャンプーの方が安いですね。たった200円程度ですが。笑

ただし！価格はあまり変わらないですが、圧倒手的に差があるのは内容量です。

haruシャンプーは400mlあるのに対して、チャップアップシャンプーは300ml。っと100mlもの容量の差があります。

たった100ｍｌ！っと思うかもしれませんが、1年で換算すると1200ml。ペットボトルの大きいサイズせまる勢いの差です。笑

コスパに関してはもう圧倒的にharuシャンプーの方が上！なのは間違いないかと。

【結論】価格、成分どちらもharuシャンプーの方が上！ただし・・・

どっちのシャンプーも頭皮にも髪にも優しい洗浄成分が配合されているので、オススメできない！ってシャンプーはありません。

ただ、成分的にも、価格的にもどう考えてもharuシャンプーの方がクオリティは高い！っと言えます。

チャップアップもベタイン系の成分プラスアミノ酸系成分が配合されているので、決して悪いシャンプーでは無いです。

が！3000円超えのシャンプーにしては、コレっ！っと思える成分がイマイチ配合されていないし、容量が少ないというのも気になりますね(汗)

なぜ、ネット上でちやほやされているのか？不思議でなりません。笑

そして！もう一点伝えたいのが、どちらのシャンプーもヒジョーに洗浄力がマイルドなので、もしあなたが「ベタつきやすい」「頭皮が痒くなりやすい」と言うなら、もう少し洗浄力が高いものを選ぶべきです。

例えば、酸性石鹸系で刺激が低いけど洗浄力は強い『ラウレスーカルボン酸』が配合され、尚且『キャピキシル』や『リデンシル』等の頭皮ケア成分も配合されてるコチラとか↓
⇛【成分解析】まだ買うな!ケフトルEXアミノシャンプー7つの神成分と2つの弱点とは?

どんなに成分が良い！っと言っても100人いれば、100人とも頭皮や髪の質は違ってくるわけなので、他の人が良いと言っているからあなたにとっても良いシャンプーとは限りませんからね。

っという事で、もしあなたがharuシャンプーかチャップアップで迷っているなら、私は間違いなくぶっちぎりでharuシャンプーをオススメする。

ただ、洗浄力がもっと欲しい！という人であれば『ケフトルシャンプー』も検討するべき！っという事で当記事を締めくくらせて頂きたいと思いますm(_ _)m

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