【成分解析】ニューシャンプーバーは”ある成分”に注意して!

元美容師Mです。

今回はLASHで販売されている「ニューシャンプーバー」の成分を解析&本当に良いシャンプーなのか?!全力で評価していきます!

結論から言ってしまうと、LASHさんすいません。。。このシャンプーはオススメすることができません(汗)

っというのも、”とある成分”がメインに配合されていて、LASH公式サイトさんではこの石鹸を”直接頭皮に塗る”ように使うように書かれているんですよ。

最近は市販シャンプーですら、刺激が強いので配合が避けれられる成分が高濃度に配合されちゃっているにも関わらず、それを頭皮に直付けしろ。。。だと?!

香りが良くて、オシャレェな感じなのですがどう考えても頭皮環境に良いとは思えません。

では一体どんな成分が配合され、なぜオススメできないのか?!全力で解説してきます!

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【最重要】LASH ニュー シャンプーバーの洗浄成分は?

シャンプーを選ぶ際に絶対に見るべきポイントは見た目のオシャレさでも、香りでも無いです。

シャンプーを選ぶ際は、、、”洗浄成分”をチェックせよ!っという事を強く強くお伝えさせた頂きたいです。

っというのもシャンプーに配合されている成分って殆どが”洗浄成分”なんです。

LASHに限らずどのシャンプーメーカーも「〇〇頭皮ケア成分配合!」っとかその他の成分ばかり宣伝しまくりますが、シャンプーは頭皮や髪を洗浄するもの。

その洗浄成分がどんな成分が配合されているのか?!チェックするのが一番シャンプーの性格をしる手がかりになるのは当然です。

いくら、アレコレ保湿成分を配合したって、メチャ強い洗浄成分の中にちょぴっと保湿成分を配合したところで、効果なんかあるわけないですからね(汗)

っという事で『ニュー シャンプーバー』の全成分がコチラ↓

ラウリル硫酸Na 香料 水 グリセリン セイヨウイラクサ葉エキス セイヨウハッカ葉エキス ローズマリー葉エキス チョウジつぼみ油 セイロンニッケイ葉油 赤226

黄色にマーキングされている成分が、シャンプーの命!とも呼べる洗浄成分になります。

これを見た時げーっ!っと思ってしまった(汗)

っというのも市販のシャンプーにすら使われなくなっている、シャンプーの成分の中でも最も刺激が強く、洗浄力もメチャ高い成分がメイン成分になっているんです・・・

この成分を頭皮に直付けするとか、、、私には考えられません。

では一体どんな成分が配合されているのか?!見ていきましょう!

成分1、ラウリル硫酸Na

これ。私が最も嫌悪するシャンプーの洗浄成分であり、シャンプーの洗浄成分の中でも最も刺激が強く、洗浄力も最高レベルに高い成分ですね。

頭皮に必要な分の皮脂を根こそぎ奪っていくような成分なので、「しっかりめに洗いたい!」と言うメンズにもオススメできませんね(汗)

あなたも何となく『ラウレス硫酸Na』が配合されているシャンプーは避けたほうが良いらしい!というのは知っているかもしれません。

ラウレス硫酸Naは刺激性が強めで、洗浄力が過剰に強すぎる成分なので、私はこの成分が配合されている時点で選択肢から即外します。

しかし!そのラウレス硫酸硫酸Naよりも、刺激の強い成分がこの『ラウリル硫酸Na』なんですよ。

っと言っているだけだと、私がテキトーな情報をネット上に垂れ流しているだけになってしまうので、コチラのデータも見て頂きたいです。↓

3匹のモルモットに代表的な陰イオン界面活性剤100mMを3日間連続でそれぞれ0.3mL塗布し、1日ごとに0-4の評点で評価したところ、以下の表のように、

ラウリル硫酸Naは中程度の累積刺激性が観察されたが、ラウレス硫酸Naはわずか-軽度であり、ラウリル硫酸Naよりも累積刺激性が有意に低いことがわかった
出典:ラウレス硫酸Naとは…成分効果と毒性を解説

っとこのようにデータ上でもラウレス硫酸Naの2倍以上の刺激値が観測されたと結果もでています・・・

そもそもラウリル硫酸Naは分子量が小さく、刺激が強すぎるということでより分子量が大きい『ラウレス硫酸Na』が開発されたという経緯があります。

っと言ってもラウレス硫酸Naも『ラウロイルメチルグルタミン酸』などのアミノ酸系成分より、2倍以上刺激が高いんですけどね(汗)

ただでさえ、ラウレス硫酸Naが避けられて配合されなくなっているのに、それを上回る洗浄成分を配合しておいて、直接頭皮に塗るなんて、ちょっと意味が分かりません。

しっかり洗いたい!という人向けには”酸性石鹸系の成分”なんかもありますし、あえて刺激の強いラウリル硫酸Naを選ぶ理由は1つもありませんね。

その他の成分もイマイチすぎるっ!

洗浄成分がショボい分、他の保湿成分なんかが豪華なのか?っと思ったのですが、「コレっ!」っと思えるような成分は何も無いですね(汗)

強いて言うなら、『グリセリン』という保湿成分が配合されているくらい。

っと言ってもグリセリンなんて、他の1,000円前後のシャンプーにもよく配合される成分ですし、スゴイ!っと興奮するほどの成分でも無いですね・・・

むしろ、香りにコダワッている為か香料の配合量がメチャクチャ多いのが気になります。

【結論】頭皮にも髪にも優しいとは思えませんでした。

自然派なイメージではあるんですが成分を紐解いていくと、かなり洗浄力強いのでよほど油分が気になる人向き・・・かな。

もちろん、強い!とは言ってもお肌が弱い人以外が使っても、即ヒリつくなんてことは無いと思います。(逆に言うとお肌が弱い人はヒリヒリするかも)

ただ、どう考えても洗浄力は高すぎるし短期的に使うならまだしも、この成分を数ヶ月、1年~っと塗り続けるのはオススメできません(汗)

そもそも、石鹸を直に頭皮に付けるのは衛生的にどうなんでしょ・・・雑菌が繁殖しまくるような気がします。

最近は市販シャンプーもかなりレベルが上がってきているので、あえて高価なシャンプーバーを選ぶ理由も無い!っというのが私の結論ですね。

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