【元美容師が解析】プログノ126EX plusシャンプー 3つの優良成分はコレッ!

元美容師Mです。

今回はメンズシャンプーでも効果な部類に値する「プログノ 126EX plusシャンプー」の成分を解析&本当に良いシャンプーなのか?!を全力で評価していきたいと思います。

最初に言ってしまうと、このシャンプー。メチャクチャコスパが悪いです(汗)

確かに内容成分はコダワッている部分はあるんですけど、他の3000円クラスのシャンプーよりはやや劣っているしなんと言っても容量がたったのたったの200mlしか無い。

更に!!私がシャンプーの成分で最も嫌悪している”ある成分”も配合されているんですよね。

では一体どんな成分が配合され、どんな人向きのシャンプーなのか?!元美容師の私が解説していきますね。

300種以上のシャンプーを見てきた元美容師がオススメ!最強のメンズシャンプーはコレだッ!
2500円以下で本当に良い市販シャンプーのみを集めてみました。
⇛【男性限定】本当に市販のみ!髪のプロがオススメシャンプー7選を発表します!
メンズシャンプーで最も人気シリーズの違いとは?!
【全5種類】MAROシャンプーの種類と違いとは?あなたはコレを選べばOK!

【最重要】プログノ 126EX plusシャンプーの洗浄成分は?

私が当ブログでずーーーーっと言い続けているのが「シャンプーにおいて最も重要なのは”洗浄成分”だっ!」っという事。

メーカー側は宣伝文句として「〇〇エキス配合!」とか「頭皮ケア〇〇成分配合!」っと宣伝しまくりますが、シャンプーは髪と頭皮を洗浄する商品です。

優しいタイプの洗剤が使われているのか?刺激性が強い洗浄成分が使われているのか?!を洗浄成分を見ることが最も重要なんです。

もし、あなたが「このシャンプー気になる!」っと思った時は最低でも、洗浄成分だけはチェックしてくださいね。これだけ見ておけば大外れは避けられるはず!

っという事で、『プログノ 126EX plusシャンプー』の全成分がコチラ↓

水、ココイルグルタミン酸TEA、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ラウリルベタイン、グリセリン、コカミドDEA、ジステアリン酸PEG-150、ジステアリン酸グリコール、ラウロイル加水分解シルクNa、ラウラミドプロピルアミンオキシド、クエン酸、卵黄油、酢酸トコフェロール、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7、アラントイン、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー、BG、ココイルアルギニンエチルPCA、PEG-11メチルエーテルジメチコン、アルブミン、緑藻エキス、褐藻エキス、紅藻エキス、ゲンチアナ根エキス、シラン根エキス、加水分解ハチミツタンパク、加水分解ケラチン(羊毛)、オタネニンジン根エキス、センブリエキス、デキストラン、アセチルテトラペプチド-3、アカツメクサ花エキス、オクタペプチド-2、デカペプチド-4、フェノキシエタノール、香料

黄色にマーキングされている成分がこのシャンプーの命!とも言える洗浄成分になります。

くっ!私が大好きな成分と大嫌いな成分が混在しているっ!確かに1000円以下の市販シャンプーよりはマシな配合ですが。これで3000円超えは・・・高いとしか言いようが無いです(汗)

成分1、ココイルグルタミン酸TEA

キターーー!私が最も洗浄成分の中で愛している成分の1つがコレ!

アミノ酸系の洗浄成分で、頭皮や髪と同じ弱酸性の性質で低刺激&マイルドな洗浄力で優しく頭皮を洗い上げる成分です。

3000円を超えるような女性向けヘアケアシャンプーに多く配合される成分なんですが、まさかメンズシャンプーに配合されるとはっ!

ダメージヘアの人や乾燥が気になる!って人にベストな洗浄成分ですね。

成分2、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na

デターーー!私が最も洗浄成分の中で嫌悪している成分の1つがコレ!

高級アルコール系という刺激が強いと言われている成分の1つで洗浄力もとにかく高いので、頭皮に必要な分の皮脂も奪い去ってしまう洗浄成分なんです。

「硫酸系界面活性剤不使用」っと公式には書かれているんですが、その硫酸系(ラウレス硫酸Na等)とほぼ同じ性質の成分なんですよね・・・

硫酸系不使用でも結局、ほぼ同じ成分を配合しているんじゃんッ!って思っちゃいました(汗)

市販シャンプーに多く配合されるような成分で、3,000円超えのシャンプーに配合されることはあまり無い成分でもあります。

とにかく洗浄力が高い成分なので、この成分が配合されている時点で私はぜったいに使いたいと思いません。

成分3、ラウリルベタイン

3番目に配合されているのがこのベタイン系の成分。500円くらいのシャンプーから3000円超えのシャンプーにまで幅広く配合される成分です。

性質としては、ベビーシャンプーに配合されるほど低刺激&低洗浄力!の成分で良質な成分。

とは言っても原価が安価なのでどんなシャンプーにも配合されているだろっ!ってくらいどのシャンプーにも配合されているのでプレミア感は0。

成分を総合的に見ると、、、上質なアミノ酸系成分をベースに、超強力なオレフィンスルホン酸を+、更にベタイン系のマイルドな洗浄成分配合しているって感じ。

メイン成分がマイルドな、アミノ酸系ベースなので一気にパサツク!っという事は無いかと思われます。(ダメージや毛質にもよりますが)

しかーし!やはりオレフィンスルホン酸の強洗浄力は無視できません。いくらメイン成分がマイルドと言っても、本当に洗浄力が高い成分なので・・・

もし、あなたが「ややオイリー肌~オイリー肌」くらいであれば使ってみるのはアリ。決してオススメ!とは言えないけど。

頭皮ケア成分、保湿成分とは?

洗浄成分に関しては正直、市販シャンプーに毛が生えた程度・・・って印象ですが、その他の頭皮ケア成分などは力が入っている印象。

っという事で私の独断と偏見で「コレはッ!」っと思った成分を1つずつ解説していこうと思います。

成分1、オクタペプチド-2

プログノ 126EX plusシャンプーの中で最も特徴的な成分と言えるのがこの『オクタペプチド-2』と言う頭皮ケア成分。

バルジ帯という幹細胞を刺激することで、毛根の代謝を活発化させ頭皮ケア効果が期待できる・・・とのこと。

プロヘアリン β4は幹細胞が毛包下端まで移動する間に幹細胞の成長および分化を促進します。また、毛根における代謝を活発にし、頭皮の状態を改善します。

出典:オクタペプチド-4

これだけで、もりもり頭皮ケア効果が期待できるとは思えませんが、入っていて悪い成分ではないですね。

成分2、アセチルテトラペプチド-3(キャピキシル)

最近の頭皮ケアシャンプーに多く配合されるようになってきている成分がコレ。

一説によるとリアップに配合される『ミノキシジル』という頭皮ケア効果の3倍もの頭皮ケア効果が期待できるとも言われている成分だったりします。

もちろん、私がテキトーに吹いているわけじゃなく、キャピキシルを使った実験だと4ヶ月で毛髪の成長スピードが上がった!という研究データも出ていたりします↓

※グレーが何もしていないグループ、小豆色が『キャピキシル』を4ヶ月間塗布し続けたグループ
引用:Capixyl™ Anti-Aging Hair Care Complex

とは言ってもやはりシャンプーに配合されている1成分。これだけで頭皮ケアできる!っと過度に期待しすぎない方が良いかと。

成分3、セラキュートV

キターーーー!これも私の大好きな成分の1つ。セラキュゥぅトッ!

上記2つとは違って、直接頭皮ケア効果が期待できる成分ではないのですが、毛髪を補修&表面に皮膜を張ることで「ハリコシ感アップ」「ボリュームアップ」が狙える神成分。

出典:Ceracute®(セラキュート)とは

あくまでも、今生えている髪のボリューム感をアップさせる成分ではありますが、ハリ・コシ感がもっと欲しい!という人にはベストマッチな成分。

上記に挙げた成分以外にも『ポリクオタニウム-7』『加水分解ケラチン(羊毛)』等の毛髪補修成分が配合されているので、やはりハリ・コシ感やボリュームアップ感は期待できるかと思います。

その他の成分に関してはなかなかコダワッている印象がヒシヒシと伝わってきますね。笑

【結論】成分は悪くないが、コスパは悪い!

成分を総合的に見ると、洗浄成分は市販レベルの成分が配合されてはいるものの、上質なアミノ酸系成分も+され「悪すぎるッ!」ってことは無い。

そして、その他の成分に関しても今流行りの『キャピキシル』や他のシャンプーでは滅多にお目にかかれない『オクタペプチド-2』というレアな頭皮ケア成分も配合され、ハリ・コシ感アップ成分も配合されている。

っという点を考えると、あなたが「ハリコシ感が欲しい」「ボリュームアップを期待したい」尚且「ややオイリー肌」と言うなら使ってみるのはアリ。

ただ、私が一番引っかかるのは価格なんですよね(汗)

価格は3000円を超えているのに、一本辺りの容量がたったの200mlしかありません・・・

私が当ブログでメンズ向けにオススメしているケフトルというシャンプーはほぼ同価格ながら、容量は2倍以上の500ml
【成分解析】まだ買うな!ケフトルEXアミノシャンプー7つの神成分と2つの弱点とは?

っと思うと今回のプログノシャンプーは、コスパ面では優れているとは言い難いかなぁと。

もし、あなたが『プログノシャンプー』を検討していれば、是非参考にして頂ければ幸いですm(_ _)m

この記事を読んだ人はコチラも読まれています。