【解析】リーブ21薬用プロケアシャンプー 優良な成分と2つの弱点とは?

元美容師Mです。

今回は発毛サービスで有名なリーブ21さんが販売しているシャンプー「リーブ21 薬用プロケアシャンプー」の成分を解析&本当に購入するべきシャンプーなのか?!を全力で評価してきたいと思います。

今まで300種以上のシャンプーを見てきた印象だと、この手のブランド名が付いているシャンプーって実は大した事が無いのが多いんです。

が!今回のリーブ21シャンプーは上質。流石に、ブランド名を背負っているだけあって、その辺市販メンズシャンプーよりはかなり上質な成分のみが配合されている!っというのが私の本音。

ただ、成分が上質なのは間違いない無いのですが、残念な点も2つほどあるのでその点についても成分の面から解説してきたいと思います!

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【最重要】リーブ21 薬用プロケアシャンプーの洗浄成分は?

頭皮ケア系シャンプーだろうが、市販系のシャンプーだろうが絶対にチェックしないといけない点が、”洗浄成分”

頭皮ケア系シャンプーなんかで結構多いのですが、「21種類の頭皮ケア系エキス配合!」とやたらと頭皮ケア成分などをアピールしているのにシャンプーのキモと言える洗浄成分が市販レベルって商品はかなり多いんです。

いくら頭皮ケア成分をアレコレ配合しても、洗浄力が強すぎて頭皮に必要な分の皮脂を根こそぎ取ってしまえば、頭皮ケア効果なんて感じられるわけないですからね(汗)

メチャクチャ強い洗剤の中に頭皮ケア成分を数滴入れた所で、効果なんて感じられるはずがありませんので。

もし、あなたが新しくシャンプーを購入する際はぜっったいに洗浄成分だけはチェックするようにしてくださいね!

っというわけで『リーブ21 薬用プロケアシャンプー』全成分がコチラ↓

【有効成分】グリチルリチン酸ジカリウム 【その他の成分】塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA液、ミリスチルベタイン液、アルキルグルコシド、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲンK液、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、クエン酸、1,2-ペンタンジオール、グリセリンエチルへキシルエーテル、アルニカエキス、オドリコソウエキス、オランダカラシエキス、ゴボウエキス、セイヨウキズタエキス、ニンニクエキス、マツエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、エイジツエキス、クワエキス、シャクヤクエキス、トウキエキス-1、クララエキス-1、オレンジ花水、BG、DL-PCA・Na液

黄色にマーキングされているのがシャンプーの性格を決める”洗浄成分”ですね。

ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA液⇛ココイルグルタミン酸TEA
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液⇛ラウラミドプロピルベタイン
ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲンK液⇛ココイル加水分解コラーゲンK

今回のリーブ21シャンプーは医薬部外品シャンプーなので、配合量が多い順に成分を記載する義務がありません。

なので、どの成分が一番配合量が多いのか?までは分からないので、半分予想という事でご了承いただければ!っと思います。

ただ、シャンプーの内容はどんな成分が配合されようとも、水が60%~洗浄成分20%~その他の成分10%~という配合が殆どなのである程度予測はつきますけどね。

では一体どんな洗浄成分が配合されているのか?!チェックしていきましょう!

成分1、ココイルグルタミン酸TEA

キターーー!私が洗浄成分の中で最も大好きな成分がコレ!女性用のヘアケアシャンプーに配合される程、低刺激&低洗浄力のアミノ酸系成分ですね。

頭皮と毛髪と同じ弱酸性の性質で、シャンプーの洗浄成分の中でもトップクラスに優しい成分です。

原価が高い成分なので、市販シャンプーなんかには中々配合されない成分なのですが、そこは流石リーブ21。

惜しげもなく、アミノ酸系成分が配合されております。素晴らしい!

成分2、ラウラミドプロピルベタイン

こちらもマイルドで優しい洗浄成分。低刺激&低洗浄力&安価なので、安いシャンプーから高級シャンプーまで殆どのシャンプーに配合されている成分ですね。

頭皮に対する刺激も洗浄力もマイルドなので、良質な成分だと言えます。ただ、どんなシャンプーにも配合されている成分なのでレア感は無いですね(汗)

成分3、ココイル加水分解コラーゲンK

3つの中で最もスゲェ!っと感じたのがコレ。

『ココイル加水分解コラーゲンK』洗浄成分のクセに毛髪や皮膚に対して、コンディショニング効果も期待できるという変態的な成分です。笑

原価が高い成分なのでまず市販シャンプーに配合されることは無いですね。少なくとも3000円~のシャンプーじゃないと配合されません。

ああ、、、全てのシャンプーに配合するように義務付けて欲しい・・・

で、成分を総合的に見ると、アミノ酸系のしっとり系成分にベタイン系成分。更にトリートメント効果が期待できる高級洗浄成分が+されているという感じ。

一言で言うなら上質。圧倒的に上質。

大抵この手のスカルプ系シャンプーってアミノ酸系が配合されていてもちょっぴりしか入っていなかったり、とにかく洗浄力が強い成分で頭皮を洗浄しまくるっ!というものが多いんですよね(汗)

しかし!今回のリーブ21シャンプーは違う。本当に高級シャンプーに配合されるような、上質でマイルドな洗浄成分しか配合されていませんでした。

ただ、ブランド名を付けているだけってだけじゃなく、本当に頭皮を優しく洗い上げるような配合になっているのは好印象。

リーブ21シャンプーの2つの弱点とは?

洗浄成分に関してはなんの文句も無いしありません。私が見てきたシャンプーの中でも、20位以内に入るくらいに上質。

ただ、ここがちょっと・・・っと感じる点が2つほどあるんですよね(汗)

1、その他の成分は物足りない

真っ先に感じたのがコレ!洗浄成分は確かに豪華なんですが、その他の頭皮ケア成分などに関してはショボい・・・

一応、『ローズマリーエキス』や『トウキエキス』『シャクヤク』等の植物性エキスは配合されています。

が、これらの植物エキスに何らかの頭皮ケア効果が期待できるか?というと・・・う~んちょっと厳しいかと(汗)

配合されていないよりはマシ。ではあると思いますが、リーブ21のブランドを背負うにはかなり寂しい印象の成分群と感じてしまったのが私の本音。

できればこちらのシャンプーに配合されているような↓
【成分解析】まだ買うな!ケフトルEXアミノシャンプー7つの神成分と2つの弱点とは?

『キャピキシル』等の「ミノキシジルの3倍もの頭皮ケア効果が期待できる」と言われる成分なんかを配合してくれれば最高なんですが・・・

2、価格が・・・高いッ!

ハッキリ言って価格がメチャ高いです(汗)

一本あたりの価格が税込み3600円とこれだけだち「ちょっと高いなぁ~」っと言うくらいですが、問題は容量の少なさ。

ぬぁんと!容量がたったの200mlしか無いんです。1mlあたりの価格に換算すると驚異の18円!!

クゥ~~!私自身数々の高級シャンプーを見てきましたが、1ml20円弱はそうそうありません。笑

洗浄成分が高価な成分が配合されているとは言え、この価格設定で使い続けるのはちょっとキツイ・・・

【結論】良シャンプーだが、コスパは悪いか・・・

頭皮ケアシャンプー!っと言いながら刺激性や洗浄力がゴリッゴリに強いシャンプーが多い中、ヘアケアシャンプーに配合されるようなマイルドな洗浄成分しか配合されていないので上質なのは間違いない。

ただ、リーブ21のブランド名を背負っているにしてはその他の頭皮ケア成分がコレ!っと言えるものが無いのがちょっと寂しいですね。

悪くは無いけど「使ってみたい!」っと思えるような成分は特に配合されていない印象です。

そして価格!3600円という価格設定はメンズの高級シャンプーでは高すぎるッ!って程ではないですが、容量が200mlは流石に少なすぎますよ・・・

メンズシャンプーは容量が少ない傾向はあるのですが、少なくても300ml~あるものが多いんですけどね(汗)

私が当ブログでオススメしている、頭皮ケア系シャンプーなんかは容量が倍以上の500mlもあります↓
【成分解析】まだ買うな!ケフトルEXアミノシャンプー7つの神成分と2つの弱点とは?

っという点を考慮すると、リーブ21シャンプーは良シャンプーなのは間違いないけどあえて、このシャンプーを選ぶ理由も無いかな・・・っと感じてしまったのが本音です。

もし、あなたが『リーブ21 薬用プロケアシャンプー』を検討しているならぜひ参考にして頂ければ幸いですm(_ _)m

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