【元美容師が解析】同価格帯ではマシな成分?シーブリーズ シャンプーをレビュー!

元美容師Mです。

爽快系シャンプーの『シーブリーズシャンプー』の成分を解析&本当に良シャンプーなのか?!を評価していきたいと思います。

シーブリーズというと「とにかくスースーするだけ!」っと思われがちなんですが、成分を見ると以外にも保湿成分が配合されていたりするんです。

私もかなり意外だったのですが、”同価格帯の中では良い方”です。あくまでも同価格帯の中では・・・ですが(汗)

良い成分が配合している!っと言ってもそれ以上に私が嫌悪する”ある成分”も配合しているので、その点についても触れていきますね!

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【最重要】シーブリーズ シャンプーの洗浄成分は?

もし、あなたがシャンプーを選ぶ際はパッケージに記載してある、良い面だけじゃなく裏面に記載している成分も必ずチェックしてください。

特に!洗浄成分だけは絶対、絶対絶対に!チェックするべきです。

っというのもシャンプーの洗浄力の強さを決めるのは紛れもなく洗浄成分であり、あなたの頭皮の質や髪質にあった洗浄成分を選ばないと延々とシャンプーを探し続けることになります・・・

パッケージの表側はメーカーにとって都合の良い情報しか書かれていないので、絶対に裏面の成分表記。最低でも、洗浄成分だけでも見てほしいです。

っというわけで、シーブリーズシャンプーの全成分がコチラ↓

 水、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ジステアリン酸グリコール、コカミドMEA、イソベンチルジオール、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-10、メントール、グルタミン酸、アルギニン、加水分解コムギタンパク、カンフル、加水分解コムギデンプン、DPG、グリセリン、ステアリルアルコール、EDTA-2Na、PPG-70グリセリル、クエン酸、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料

黄色にマーキングしている成分がシャンプーの命運を分けるとも言える洗浄成分になります。

うーむ・・・500円前後で購入できる市販シャンプーなので文句は言えませんが、”値段相応”の安っぽい洗浄成分が採用されていますね・・・

特に『ラウレス硫酸Na』この成分が配合している時点で、私はぜっったいに使いたく有りません(汗)

では一体どんな性質なのか?成分を1つずつ解説してきます。

成分1、ラウレス硫酸Na

洗浄成分の中で最も表記されているのが早いのがこのラウレス硫酸Naという成分。

男性向けの市販シャンプーにはコレでもかッ!ってほど多く採用されている成分ですが、とにかく洗浄力が強い。暴力的なまでに・・・

洗浄力が強いなら良いじゃんッ!っとあなたは思うかもしれません。が、頭皮の油分は雑菌の繁殖を抑えたり、乾燥を防いでフケを防止する役割があるんです。

その油分を根こそぎとってしまうと、雑菌が繁殖しやすくなったり乾燥してフケが発生する可能性もあります。

逆に油分を根こそぎ取り続ける事で、頭皮の油分量分泌量が増えてしまって、かえってニオイの原因やべとつきにつながる事もあります。

安価で洗浄力がとにかく高い成分なので、メーカー側は使いたがる成分ですが、、、洗浄力が高すぎるのでこの成分が配合されている時点で私は使いたくないですね(汗)

成分2、コカミドプロピルベタイン

こちらも安価なシャンプーから高価なシャンプーまで幅広く使われる、ベタイン系の成分。

上記のような超強力な洗浄力の洗浄力を抑える為に配合される、刺激性や洗浄力がかなりマイルドな成分です。

洗浄力を抑える!っと言っても、それ以上にラウレス硫酸Naの洗浄力はメチャ高いので洗浄力が抑えられるとは思えませんが・・・

この成分単体で評価するなら可もなく不可もなく。っと言った感じ。

成分を総合的に評価すると、、、かなり洗浄力が高く安価な『ラウレス硫酸』をベースに洗浄力がマイルドなベタイン系を+している配合。

昔っっから500円程度の市販シャンプーに多く採用される、王道的なダメシャンプーの成分配合ですね(汗)

他の同価格帯のシャンプーの成分を見ると、殆どが同じような洗浄成分を採用しているのがれば分かるかと。
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まあ、価格が安価なのでそこまで文句は言えませんが、あなたが「乾燥肌~普通肌」「髪がキシむ」「なるべく頭皮に優しいものが使いたい」っというならオススメ!とは言えない成分ですね。

一応、毛髪保護成分も入っています。

洗浄成分はその辺の市販レベルなのは間違いないですが、そこそこ頑張っているのが『保湿成分』

特別スゲー!っと興奮するほどではないのですが、一応髪がキシミにくくなるような成分が配合され、この点は好印象。

『イソペンチルジオール』という毛髪保護成分に『加水分解コムギタンパク』『加水分解コムギデンプン』と言った毛髪補修成分も配合されています。

メインの洗浄力がかなり強いので、効果が体感できるほどではないと思いますが、配合していないよりは配合している方がマシかなぁと。

入っていないよりは、入っている方がマシ。っと言った印象なのが本音。

【結論】同価格帯の中では若干マシ。

シャンプーの肝と言える洗浄成分に関しては他の500円程度のシャンプー同様、めちゃ洗浄力が強く根こそぎ油分を脱脂するような成分がメインになっていました(汗)

一応、『コカミドプロピルベタイン』というマイルドな成分で若干、洗浄力は抑えられているとは思いますが、それでもまだまだ強く感じますね。

洗浄成分に関しては昔っからあるTHE・市販シャンプーといった感じではあるのですが、多少毛髪保護成分など配合されています。

決して、「オススメぇ!」とは言えないんですが、同価格帯シャンプーの中では本当に若干マシ。

元々、ヘアケアシャンプーでも無いし、安価なシャンプーなのであまり文句は言えませんが、もしあなたが

「できるだけ頭皮や髪に刺激の低い成分を使いたい」

っと言うならこのシャンプーはオススメとは言え無いのが正直なところ・・・市販のシャンプーでももっとマイルドなアミノ酸系成分がメインの物もありますからね・

っという事で『シーブリーズシャンプー』を検討している人は参考の1つにして頂ければ幸いですm(_ _)m

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